« 井口、「自由契約」でメジャー挑戦へ | トップページ | 寝坊 »

コクドが西武ライオンズの売却を検討

 コクドグループが西武ライオンズ株の売却を検討していることが明らかになった。西武鉄道の総会屋事件に端を発したコクドグループ各社の有報虚偽報告問題、コクド自体の経営の悪化に伴うものだという。有報問題で堤義明氏がすべての役職を降りるさい、球団の保有に関して含みを持たせる発言をしていたものの、ここにきて一気に現実味を帯びはじめた。ライブドアなどに既に打診をしたものの、200億というオファーが高額過ぎて断られたらしい。
 仮に売却してしまった場合もコクド側としては西武ドームの継続使用を条件にしているらしい。しかし、買う側にしてみれば200億という金額も高すぎるが、今後の事業展開を考えた場合、西武ドームの継続使用は西武鉄道以外にはなんのメリットもなく、むしろ売買金額以上に高いハードルかもしれない。
 地元所沢市にとってはどうであろうか?これも球団が支払う地方税以外には現在球団の恩恵をほとんど受けていないような気がする。球場にやってくる客はほとんど地元には金を落としていないのではないかと思うからだ。野球を見に来るために所沢市内に宿泊したという話はほとんどきかないし、球場の周りにはコンビニが1件あるぐらいで球場でしか浪費はできない。恩恵があるのはかろうじて周辺の駐車場ぐらいか。むしろあのあたりはいつも酷い渋滞なので、球団が去れば多少は渋滞の緩和になるかもしれないぐらいだ。
 買う側にとっては西武ドームほど使い勝手の悪い球場はないのではないだろうか。都心から遠く、ダムのほとりの山の中というイメージが客足を遠ざけているし、事実自分も平日の観戦はまず無理だ。仕事が終わって球場に行ったとしてもスタンド内に着く頃には半分以上試合が進行してしまっているからだ。最後まで観戦したとしたら家に着くのは夜中の1時半を過ぎる。増して今季のように毎試合逆転に次ぐ逆転、延長に次ぐ延長などをつづけていればもう翌日の仕事は開店休業になってしまう。だから夜9時を過ぎると席を立つ客が非常に多い。
 そもそも、球団を持つときに、福岡野球株式会社が持っていた過去の資料をすべて焼却処分させ、福岡時代の歴史を抹消してしまった西武がよくそんなことが言えたものだとあきれるばかりだ。

|

« 井口、「自由契約」でメジャー挑戦へ | トップページ | 寝坊 »

スポーツ」カテゴリの記事

ニュース」カテゴリの記事

プロ野球」カテゴリの記事

野球」カテゴリの記事

コメント

私は本拠地移転した方がいいと思います。松山あたりに。このまま所沢に本拠地かまえていてもファン離れするだけです。

投稿: 福田 | 2005.04.03 17:47

ずいぶん前に書いた文章ですが、その後インボイスの登場や諸井さんの発言などもあって状況は動いていますね。売却額も球場を含まずの50億とか60億とかのうわさもあって、またずいぶんと大幅なディスカウントで・・・。まぁ球場つきでは逆に今流行の「企業価値」は逆に下がるかも知れませんね。

投稿: 鷹飛車 | 2005.04.03 23:39

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/61790/1887728

この記事へのトラックバック一覧です: コクドが西武ライオンズの売却を検討:

« 井口、「自由契約」でメジャー挑戦へ | トップページ | 寝坊 »