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突然の別れ

今日姪が亡くなった。弟夫婦の長女。享年6。

順調なら来春就学のはずだった。

生まれたときから股関節に障害があって

歩行に難があった。体も知能も発育の遅れがあった。

骨格の奇形。側湾症もあった。小児喘息も持っていた。

だから表情も決して豊かなほうではなかったけれど

時折みせる笑顔が天使のようだった。

弟夫婦によると今朝6時に見たときには

特に変わった様子もなく寝ていたそうだ。

1時間後に見たときに、息が止まっているのが

わかって、蘇生術をやって救急車で運ばれた。

11時永眠。

6時から7時にかけてずっとそばにはいたのに

苦しむ声などまったくなかったという。

ほんとに静かに息を引き取ったのだろう、

とても死んでいるようには見えない穏やかな顔。

今にも寝返りを打ちそうだった。

遺体を目の前にしても死んでいるという実感が

まったく沸かない。

弟夫婦にはかける言葉もなかったが

奇形の治療で手術を繰り返していたようで

「もう十分だよ、もう疲れた」ということなのかもしれない。

寝顔のような死に顔に、その短い天寿を全うしたのだと

弟夫婦は言った。その言葉に救われる思いがした。

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